自動車部品製造を行う株式会社ヨロズ(東証プライム :72940)は、**2024年10月14日(月)**日本時間の朝、ランサムウェア攻撃によってグループ内の複数のサーバーに保存されたファイルが暗号化され、アクセス不能になったことを確認しました。
その後、サイバー攻撃およびランサムウェア攻撃グループであるRansomHub(ランサムハブ)が、今回の攻撃について犯行声明を発表しています。なお、真偽不明の情報も含まれるため、企業への直接問い合わせなどは控えるようお願いいたします。
RansomHubがヨロズへのサイバー攻撃で窃取したとされるデータ
RansomHubが犯行声明の中で、株式会社ヨロズから窃取したとするデータの内容は以下の通りです:
- 機密文書および契約書(日産、ホンダ、トヨタなどとの契約を含む)
- 技術文書
- 予算報告書
- 生産技術関連資料
- 会計書類
- 保険関連記録
- 人事ファイル
- データベース
- 開発ファイル
RansomHubの犯行声明の詳細
- 残り時間:9日23時間7分50秒
- 訪問数:32
- データサイズ:849 GB
- 最終閲覧日時:2024年10月21日 12:46:31
- タイムスタンプ:2024年10月21日 08:01:51
RansomHub(ランサムハブ)とは
RansomHubは、世界的に名の知れた企業を標的にするサイバー攻撃グループであり、これまでに以下の企業・団体への攻撃が報告されています:
- サイゼリヤ
- NTTデータ(欧州拠点ルーマニア)
- カワサキモータースヨーロッパ
- ハリバートン(Halliburton):アメリカの石油関連サービス企業
RansomHubは、これらの企業へのランサムウェア攻撃や不正アクセスにも関与しているとされており、国際的に警戒されています。