ジブラルタ生命保険株式会社は、同社のグループ関連会社であるソナミラ株式会社から出向していた社員が、個人情報漏えい事案を発生させたことを発表しました。今回の事案では、他の生命保険会社に関する顧客情報がジブラルタ生命保険に誤って提供されました。
事案の概要
当該社員は、ソナミラ株式会社で集計した業績データをジブラルタ生命保険へ提出する際、個人情報の削除が不完全であったため、他社契約者の情報が同時に送信される結果となりました。問題が発覚したのは2024年10月23日(水)で、ジブラルタ生命保険は直ちに調査を開始し、顧客保護に向けた対応に取り組んでいます。
漏えいした情報の概要
- 漏えい件数:89件(契約者78名分)
- 漏えいした情報の項目:
- 証券記号番号
- 保険会社名
- 保険商品名
- 払込方法
- 保険期間
- 保険料の詳細
- 他社(ジブラルタ生命保険以外)に関する契約情報(計10社分)
影響と対応策
今回の漏えいによる影響を最小限に抑えるため、ジブラルタ生命保険は迅速な対応を進めています。関係者への連絡と謝罪を開始するとともに、再発防止策としてデータ提出フローの見直しと従業員向けセキュリティ教育の強化を行う予定です。