カシオ、サイバー攻撃とランサムウェア被害により第2四半期決算発表を延期

カシオ、サイバー攻撃とランサムウェア被害により第2四半期決算発表を延期 ランサムウェア
カシオ、サイバー攻撃とランサムウェア被害により第2四半期決算発表を延期

カシオ計算機は、2024年10月5日に発生した不正アクセスとランサムウェア攻撃の被害を受け、2025年3月期第2四半期(中間期)決算発表の延期を発表しました。


決算発表延期の理由

  • サイバー攻撃およびランサムウェアによるシステム障害が原因。
  • 当初の予定通り決算業務を進めることが難しくなったため、発表の延期が決定されました。

延期後の決算発表予定

  • 2024年11月中旬に再発表を予定しています。
  • 決算発表日が中間期末から45日後の11月14日を超える場合は、速やかに開示を行うとしています。

サイバー攻撃とランサムウェア攻撃の概要

  • 発生日時:2024年10月5日
  • 攻撃内容:第三者による不正アクセスとランサムウェア感染。
  • 個人情報漏洩の可能性:被害状況について現在も調査中。

システム障害の影響により、10月18日発売予定だった「G-SHOCK」の「GMC-B2100D」および「GMC-B2100AD」の2モデルが発売延期となりました。さらに、個人向け製品の修理品受付も停止されています。


ランサムウェア攻撃グループ「Underground」の犯行声明

  • ランサムウェア攻撃グループUnderground(アンダーグラウンド)」がカシオへの攻撃に関与したとする犯行声明を発表。
  • 今後も同様の犯行声明が発表される可能性があるため、引き続き警戒が必要です。

過去の決算発表延期事例と影響

  • 過去にも、KADOKAWAや小売業のイズミがサイバー攻撃の影響で決算発表の延期を発表しており、業績に大きな影響を与えました。
  • カシオも今回のランサムウェア攻撃により、業績への悪影響が懸念されています。
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