秋田大学、看護師2名を不正行為により懲戒処分

秋田大学、看護師2名を不正行為により懲戒処分 情報漏洩
秋田大学、看護師2名を不正行為により懲戒処分

秋田大学は、患者の個人情報不正閲覧およびクレジットカード不正利用に関与した2名の看護師を懲戒処分したと発表しました。処分は、令和6年10月22日付で行われました。


1. 入院患者の個人情報漏洩

  • 被処分者:秋田大学医学部附属病院 看護師(30代・男性)
  • 処分内容:停職4か月
  • 処分年月日:令和6年10月22日

事案の概要

  • 令和5年11月に、当該職員は業務上の必要がないにもかかわらず、1,000件以上の患者カルテを不正閲覧しました。
  • 以下の不正行為が確認されています:
    1. 親族のカルテ情報を家族に漏洩
    2. 知人のカルテを不正に閲覧し、その知人に電話をかけた

懲戒理由

秋田大学の職員就業規則に違反する行為があったため、停職4か月の処分が下されました。


2. 入院患者のクレジットカード不正使用

  • 被処分者:秋田大学医学部附属病院 看護師(20代・男性)
  • 処分内容:懲戒解雇
  • 処分年月日:令和6年10月22日

事案の概要

  • 令和6年9月に、当該職員が入院患者のクレジットカードを拾得し、45万円相当を不正使用していたことが判明しました。
  • 購入品の一部を転売していたことも確認されています。

懲戒理由

秋田大学の職員就業規則に違反する行為があったため、懲戒解雇となりました。


まとめ

秋田大学医学部附属病院でのこれらの不正行為は、患者のプライバシーと財産に対する重大な侵害となり、同大学は厳正な対応を取っています。今後、再発防止策と職員への指導・監督の徹底を図るとしています。

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