千葉市の男子中学生(14歳)、不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕

千葉市の男子中学生(14歳)、不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕 ランサムウェア
千葉市の男子中学生(14歳)、不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕

兵庫県警サイバー捜査課と灘署は、千葉市若葉区に住む14歳の男子中学生を不正アクセス禁止法違反および電子計算機使用詐欺未遂の疑いで2024年10月23日に逮捕しました。男子中学生は、容疑について「間違いない」と認めています。


逮捕容疑の詳細

  • 不正アクセス日時:2024年4月1日未明
  • 被害者:神戸市在住の20代女性
  • 不正行為の内容
    1. 女性の電子決済サービスアカウントに不正アクセス。
    2. 女性名義のクレジットカードから8万円をチャージ。
    3. その後、1万5千円を自身の管理するアカウントに送金しようとした。

犯行手口

  • 男子中学生は、何らかの方法で被害女性の電話番号とパスワードを不正に入手し、女性の電子決済アカウントにログインしました。
  • 不正利用の通知メールが女性に届いたため、彼女はすぐにパスワードを変更。結果として、男子中学生は自身のアカウントへの送金を完了できませんでした。

捜査の経緯と発見状況

  • 9月26日:兵庫県警が男子中学生の自宅を捜索。部屋から276万円が押収されました。現在、この現金の出どころを捜査中です。
  • 9月27日以降:男子中学生が行方不明となり、10月22日に愛知県内で職務質問を受けて発見されました。発見時には115万円を所持していたとのことです。

まとめ

今回の事件では、14歳という若年者が高度な不正アクセスを実行しようとした点が大きな特徴です。サイバー捜査課は、不正アクセス手段や押収された現金の出所を引き続き調査しています。

電子決済サービスやオンラインアカウントの不正利用は増加傾向にあり、利用者はパスワードの管理二要素認証の導入などのセキュリティ強化が求められます。

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